【横浜】ゴミ屋敷は強制退去の可能性がある?
ゴミ屋敷とは、ごみや不用品が極端に溜まっている家のことをいいます。
このような状態は、住環境の悪化、火災のリスク、害虫の発生など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
現在借りているお部屋がゴミ屋敷の状態になっている方は、「このままだと強制的に退去させられるんじゃないか」と不安を感じているかもしれません。
この記事では、「ゴミ屋敷の住人は本当に強制退去させられるのか?」や「そのような状況を避けるための方法」について詳しくお伝えします。
ゴミ屋敷で強制退去の可能性はある?
賃貸のお部屋をゴミ屋敷のような状態にしてしまうと、果たして退去を命じられる可能性はあるのでしょうか?
答えは、可能性としては「あり」ですが、ただちに退去しなければならないわけではありません。
なぜなら、借主は借家契約に基づいて一定の権利を保護されているからです。
ただ、物件の所有者や管理会社、また近隣の住民に迷惑をかけていることには変わりありません。
強制退去を命じられるリスクが直ちにあるわけではないとしても、そのままの状態が続くと後々高額な修復費用が発生することも想定されます。
さらに、火災の危険や他の災害リスクも考慮すると、ゴミ屋敷の状態はできるだけ早急に解消することが強く推奨されます。
強制退去までの流れ
ゴミ屋敷の状態が近隣住民の生活に悪影響を及ぼす可能性がある場合、裁判所の命令を経て強制退去になる可能性があります。
強制退去のプロセスは、通常、以下の手順で進行します。
- 周囲にゴミ屋敷であることが知られる
- ゴミ屋敷の状態が公然と知られます。この段階で物件のオーナーや管理会社から、速やかに掃除を行うようにとの指示が出されることが多いです。このような状態が露見する原因としては、第三者に室内を目撃されたり、強烈な臭いによる近隣からの苦情、害虫の増加などが考えられます。
- 通知書(内容証明)が届く
- ゴミ屋敷の改善が見られない場合や、再三に渡る注意を聞かずにいれば、管理会社や物件の持ち主から内容証明が届きます。内容は
「〇年○月〇日までにゴミの処分を行わないと強制退去とします」と期限を決められて、その期日までに改善できなければ退去させるということを伝えるものです。
- 裁判所の関与
- もし、内容証明に書かれている指示に従わずにいると、訴訟を起こされてしまう可能性があります。そうなってしまえば、裁判所が関与することになり法的手続きが進みます。
- 強制執行の手続き
- 裁判所から強制退去の判決がでます。その状態になっても命令に従わない場合には、強制的に執行が行われることになります。
強制退去を避けるためには
内容証明が届いた場合、指定された期日までに部屋の片付けを完了すれば、強制的な退去を回避することが可能です。
要するに強制退去を避けるためには、ゴミを片付けるしかありません。
そしてその方法は2つ考えられます。
自力で片付ける
一つ目は、自分自身でゴミを整理し部屋を片付ける方法です。
これには時間と労力がかかりますが、費用をかけずに済むというメリットがあります。
専門業者に依頼する
しかし、ゴミ屋敷の状態を一人で解決するということは現実的には困難です。
これまで一人で解決できなかった結果として、ゴミ屋敷になってしまったのですから当然といえば当然でしょう。
やはりおすすめの方法は、ゴミ屋敷清掃のプロフェッショナルに依頼することです。
ゴミ屋敷清掃業者は、24時間対応してくれるところもあるため、思いたった時にすぐに頼むこともできます。
確かに費用は発生しますが、経験豊富な専門家の手によって迅速に対応してくれるため、短期間でゴミ屋敷が改善されます。
二度とゴミ屋敷にしない心構えが必要
ただ、部屋を一度きれいにしても、再びゴミ屋敷の状態に逆戻りすることは珍しくありません。
ゴミ屋敷を一度整理した後、再びその状態に戻らないようにするためには、強い決意と心構えが求められます。
「部屋が片付けて良かった」だけではなく、その原因となる生活習慣や心の問題にも向き合う必要があります。
例えば、病気や買い物依存、不規則な生活リズムがゴミ屋敷の原因となっている場合、それらの問題を解決しない限り、部屋は再び乱れてしまうでしょう。
また、周りに注意してくれる人がいない場合、自分自身での自己管理がより一層重要となります。
特に高齢者の中には、認知症などの症状が進行しているために、日常生活の中での整理整頓が難しくなっているケースもあります。
そのような状況下では、定期的なサポートやケアが必要となることも考えられます。
要は、ゴミ屋敷を再び作らないためにはその背景にある問題を理解し、それに対する意識や対策を持つことが大切です。
まとめ
ゴミ屋敷の状態が続けば、強制退去の可能性はあります。
強制退去となってしまえば、住むところを失うだけでなくゴミの回収費用、原状回復費用など多額の請求を受けてしまうこともありますので、絶対に避けなければなりません。
現時点でゴミ屋敷になっている、またはゴミが溜まってきているという場合は、速やかにプロの清掃業者の手を借りてゴミの処分を行いましょう。
まずは専門家に相談するということでも構いません。とにかく問題解決の一歩を踏み出しましょう。
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この記事の監修者:谷澤 直樹
株式会社FIX 代表取締役
▶資格
・特殊清掃技能士歴10年以上
▶経歴
・特殊清掃案件にこれまで1,000件以上携わった特殊清掃のプロ。
▶メディア出演
・「不動産投資の楽待 (らくまち)」YouTube
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