家に虫が湧くナゾ。原因と駆除方法、予防策を解説します

家の中で、どこからともなく現れる虫。いざという時の対処法がわからず困ってしまいます。

殺虫剤等を用いて駆除するのが定石、、、ではありますが簡単にはいかない場合もあります。

そこで、まずは虫が湧くことを事前に防ぐことを始め、原因と対処法を解説していきます。

目次

虫が湧きやすい場所3選

家の中で虫には発生しやすい場所があり、その箇所を放置したままにしておくと絶えず湧き続ける原因となってしまうため、すぐに対処することが必要となります。

主な発生原因は以下の3つ

  • キッチンシンクの三角コーナーを放置している
  • お米が密封されていない
  • 排水溝が詰まっている

キッチンシンクの三角コーナーを放置している

三角コーナーの生ごみが最低でも3日以上放置されていると、その生ごみは家に発生する虫の大好物となってしまうため、発生する大きな原因となりえます。

三角コーナーに入っている生ごみが腐ることで強烈な臭いを発するのみではなく、それ自体が様々な虫が好む臭いとなりコバエなどを寄せてしまいます。

三角コーナーを普段から放置してしまうことが多い方は注意してください。

対処法としては、その日に捨てる習慣をつけることです。

食べかすなどは放置することで虫が湧くだけではなく体調を崩す原因にもなります。

料理2~3回に一度三角コーナーを掃除する、などのルーチンを設けるなどして、衛生状態を保ちましょう。

お米が密封されていない

密封されていない米びつや米袋は、虫が発生する原因となります。

特に湿気が高いところでお米を放置している場合や、お米の口が空いており外の空気と触れている場合に虫が発生しやすいです。

また、お米に湧く虫の中でも多いのがコクゾウムシです。

コクゾウムシは穀物に発生しやすく、お米の中に卵を産み付けます。

1匹でも湧くと完全に駆除するのが難しいため、コクゾウムシが湧かないように虫除け・脱臭効果のある米びつの防虫剤はマストアイテムと言ってもよいでしょう。

お米の虫除けに一番効果的でおすすめな方法は、やはり米びつの防虫剤を使うことです。

米びつは市販のもので構わないので定期的に変えるなどして、しっかりと対策しましょう。

特に、虫を誘引する一因となるお米のニオイを脱臭する活性炭入りの専用防虫剤がオススメです。

あとは、唐辛子を入れる手もあります。

排水溝が詰まっている

排水溝に水が溜まっている場合も虫が発生する原因となります。

一例として、何かしらの原因で排水溝の中にあるS字トラップがうまく機能していない場合、虫が湧く原因となります。

その場合は、排水溝が詰まっている恐れがあるため、速やかに詰まりを解消する必要があります。

対策としてはラバーカップ等の道具を使用し詰まりを解消してください。最悪の場合は、業者を呼んで高圧洗浄で配管を洗浄する場合やポンプで吸い込むなどの必要も出てくるかもしれません。

排水溝が詰まる原因は食べかすや油などが挙げられますが、場所によっては、トイレではペーパー詰まり、バスルームや洗面所では髪の毛の詰まりなど原因は様々となります。

カップラーメンの残り汁などに含まれる油などは、一度ネットで油を取ってから流すように気を付けてください。

コバエはどこから湧いてくるのか?3選

羽虫は、主に水回り・食品庫・ごみ箱の3つの場所から湧いてくることが多いです。

これらの場所の共通点として、湿度が高く食べ物があるため、虫が繁殖しやすい環境となります。

水回りでは、排水溝やシンク、水道周りなどが虫の発生源となります。定期的に清掃を行い、湿気を取り除くことが重要です。

食品庫では、お米やパン、果物などの食品が虫の餌となります。食品は密封容器に入れるなどの対策を行い、虫が侵入しにくい状態を保ちましょう。

ゴミ箱では、生ゴミや食べ残しが虫の発生源となります。ゴミ箱の掃除をこまめに行い、ゴミ袋の交換も定期的に行うことが大切です。

これらの予防策を実践することで、家に羽虫が湧くリスクを大幅に減らすことができます。

また、万が一羽虫が発生した場合には、専用の殺虫剤や捕虫器を使用して早めに対処してください。

防虫グッズを活用する

家に虫が出た時の対処法は網戸と防虫グッズを使うことです。

網戸はできるだけ目の細かい物が好ましいですが、窓を開ける際には必ず網戸を閉めるよう心がけてください。防虫グッズは玄関や窓に近い箇所に置き、外から虫が入ってこないように備えましょう。

最近ではハーブを使った防虫グッズも販売されています。実際に吊るすだけで防虫ができ、薬品を使っているわけではないので、子供がいる家庭でも安心して使うことができます。

外から侵入する虫に備えて、家の中で虫が繁殖しにくい環境を整えましょう。

家に湧く虫についてよくある質問。まとめ

家に虫が湧くことについて、よくある質問をご紹介します。

どこから部屋に虫が入ってくるの?

部屋に虫が入ってくる理由は主に以下のようなものがあります。

  • 開いた窓やドアからの侵入
  • 隙間やひび割れからの侵入
  • 家の中の発生源
  • 持ち込まれた物からの発生

虫は開いた窓やドアから容易に室内に入り込むことができます。特に、夜間に照明をつけていると、光に引き寄せられて虫が集まることが多いです。

また、建物の隙間やひび割れ、換気口などからも虫が侵入します。これらの場所は虫が好む暗くて湿った環境であることが多く、侵入されやすいです。

家の中に虫が発生する原因となる場所がある場合もあります。例えば、ゴミ箱や食品庫、水回りなどで虫が繁殖し、部屋に広がることがあります。

外部から持ち込まれた物に潜んでいる虫が、室内で繁殖することもあります。例えば、買ってきた食品や荷物の中に虫が紛れ込んでいることがあります。これらの理由により、部屋に虫が入ってくることがあります。

虫が入らないように対策を講じることが大切です。

例えば、網戸を設置して窓やドアを開けても虫が入らないようにする、隙間やひび割れを修理する、家の中を清潔に保ち発生源を減らす、などの方法が効果的です。

ゴミ箱に虫が湧くのはなぜ?

ゴミ箱に虫が湧く理由は主に以下のようなものがあります。

  • 食べ物の残りや生ごみ
  • 湿気
  • 乾燥や清掃が行き届かない環境

ゴミ箱に捨てられた食べ物の残りや生ごみは、虫にとって餌となります。

特に果物や野菜の切れ端、生肉や魚の切り身などは、虫が繁殖するのに適した環境となります。また、ゴミ箱内は湿気がこもりやすく、虫が好む環境が整います。

湿った状態が続くと、カビや細菌が繁殖し、更に虫が発生してしまいます。そして、ゴミ箱が乾燥せず、掃除が行き届かない状態が続くと虫が繁殖しやすくなります。

特に、ゴミ箱を交換せずに放置したり、ゴミ箱自体の掃除を怠ると、虫が湧きやすい環境ができます。

そのため、虫が湧かないように対策を講じることが重要です。具体的な対策としては、ゴミ箱内のゴミ袋をこまめに交換する、生ごみはなるべく別の袋に入れて密閉してゴミ箱に入れてください。

また、ゴミ箱の蓋をきちんと閉めて、ゴミ箱自体を定期的に掃除して清潔に保ちましょう。

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この記事の監修者:谷澤 直樹

株式会社FIX 代表取締役
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・特殊清掃技能士歴10年以上
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・特殊清掃案件にこれまで1,000件以上携わった特殊清掃のプロ。
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・「不動産投資の楽待 (らくまち)」YouTube

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