【防災収納】普段のお片付けが防災に。災害時に役立つ収納のコツと安全対策

普段のお片付けが防災になるということをご存知でしょうか?お部屋の整理整頓ができていないと、いざという時に大切な命を守れなくなる可能性があります。

近年では様々な防災グッズも増えてきており、より高度な防災機能を備えた建物や施設の増加など、普段の生活の中に防災を意識しやすく感じる方もいるのではないでしょうか?

防災意識の高い方だけではなく、普段からあまり防災を意識していないという方もすぐに実践できる災害対策として、整理整頓・お片付けといった、ごく身近なことから始められます。

今回の記事では、お部屋のお片付けが防災になるとはどういうことなのか、解説していきます。

目次

お片付けが防災に繋がる理由とは?

災害時に必要なものを探しやすい

お片付けの基本は、物の定位置を決めることです。

これを常に実践しておくと災害が起こったときに、必要なものを探しやすくなります。

災害が起きてパニックになりやすい状況に置かれても、必要なものをすぐに手元に置き持ち出せることは、心の落ち着きを得られることにもつながります。

避難経路を確保できる

玄関先は特に、リビング、寝室、その他を行き来するための動線上に物が溢れ返って片付いていないと、避難経路を塞いでしまう事態に陥ります。

非常事態は時間との勝負となります。散乱したものが避難経路を塞いだことで逃げ遅れて、命に関わることがあるかもしれません。

通常の精神状態でいられない事態に陥ったときを考えれば、なるべく落ち着いて行動できる工夫はしておくべきと考えます。

防災に繋がる収納の基本

廊下や玄関に物を置かない

ひとまず置いておこうと考えがちな玄関や廊下は、非常時には避難経路となる場合が多いです。

この場所には普段から物を置かないようにすることが重要です。

重いものや割れものを頭より上に置かない

大きな地震の際には棚や収納から物が落下してくることが予想されます。

そのため、重いものや割れものを頭より上に置かないように注意してください。特に、収納が限られているキッチンでは、頭より上の高さに食器や鍋類を置いている人は多いかと思います。軽い食品などを上部に、重たい鍋や調味料、割れやすい食器類はなるべく下部へ収納すると良いでしょう。

また、オシャレな印象を受ける壁面収納や背の高い収納棚を使っている場合も、高い位置に重い本や割れものなどを置かないようにするなど、防災を念頭に置いた配置を心掛けてみて下さい。

物入れ、クローゼットなどに物を詰め込みすぎない

クローゼットや収納スペースに物を詰め込みすぎていると、地震の揺れで中の物が崩れて扉が開かなくなるという事態が予想されます。

もしもその中に必要なものがある場合、取り出せなくなる一方で、逃げ遅れや怪我にも繋がる可能性があります。

物を詰め込みがちな人は普段の生活の中で、断捨離を、本当に必要なものの厳選を始めてみてはいかがでしょうか。

防災収納と安全対策

災害時における危険には、背の高い書棚や食器棚が覆いかぶさるように倒れてくることがある他、床に散乱したガラスの破片で怪我をするなどといったことも想定されます。

そうした家具の転倒・落下による被害は震源地から離れていたとしても、僅かな揺れで起こりうるもの。

その他、家具の転倒・落下により避難経路が塞がれて避難が遅れたり、保管しておいた防災グッズや備蓄品が取り出せないなどといったトラブルは避けたいところです。

常日頃から防災を意識した整理整頓を心掛けることは、地震対策の一歩であり、とても重要なことです。

【安全対策】家具の転倒防止

書棚や食器棚、タンスなど背が高くて重い家具は、突っ張り棒やL字金具などの道具や部品を使い転倒防止を施して、しっかりと固定しましょう。

同時に、重たいものは低い位置に収納することは落下時のリスクを減らすだけではなく、家具の安定にも繋がります。また、ベッドやソファなどの、くつろぐスペースに家具が倒れてくる危険性はないか避難経路を塞ぐ恐れがないかなど、家具の配置にも注意をしてください。

【安全対策】物の散乱防止

物の散乱を防止するには、主に二種類の対策が有効です。まずは、棚やタンスの扉、引き出しが開いたり、物が飛び出したりしないように、滑り止めグッズや耐震ラッチというアイテムを取り付けましょう。

そのうえで、棚の中の小物や書類などはボックスケースに仕分けして収納することです。材質の軽い紙製のケースや布系の収納ケースであれば、万が一落下してきても比較的安全です。

また、キッチンの鍋や包丁などの出しっぱなしは非常に危険です。使ったものはすぐに片付ける習慣をつけましょう。

【被災時に備えて】分散収納

災害時に命綱ともなる備蓄品は、一か所に収納すると家具の転倒やガラスの飛散など、あるいはドアや扉が歪んで部屋に入れなくなり取り出せない危険が想定されます。

一例として、玄関先、ベッドの下、床下収納など、各部屋の空きスペースに分けて保存するようにしましょう。

ちなみに備蓄品の食料は、非常食よりも普段食べているような缶詰やレトルト食品、乾物などがオススメと言われています。災害が起きた非常時だからこそ、日常の食べ物を食べたほうが心の落ち着きに繋がるという考えです。

日常生活でも消費しながら、一定量を保って備蓄するローリングストック法を実践すれば、消費期限切れの食料を廃棄する手間やロスを省けます。

【被災時に備えて】持ち出し品のリスト化

複数の場所に分けて保存した備蓄品は、災害時に取り出しやすいように、非常持ち出し袋やバッグに入れておくのも手です。

一方で、携帯電話や充電器、銀行の通帳など、普段使うものは入れておくことはできません。そのような普段使用するものは、いざという時に忘れないように持ち出し品としてリスト化し、よく目につく場所に掲示しておくと良いです。

そして、被災時の備えで重要なのは、備蓄品の場所や持ち出しリストを家族全員で共有すること。特に小さなお子様でも覚えやすい場所、手の届く場所に収納し、半年に一度くらいのペースで場所と内容の再確認を行ってください。

防災意識が高まっている近年では、粉ミルクや紙おむつなどを買い置きしている家庭も増えていますが、それらは外に持ち出せて初めて意味を成す物として、防災収納について今一度、各ご家庭で議論を交わしながら意識してみて下さい。

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この記事の監修者:谷澤 直樹

株式会社FIX 代表取締役
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・特殊清掃技能士歴10年以上
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・特殊清掃案件にこれまで1,000件以上携わった特殊清掃のプロ。
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・「不動産投資の楽待 (らくまち)」YouTube

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