遺品整理の依頼をお考えの方へ　第一章

遺品整理とは？

「遺品整理」とは字のままに遺品（故人が遺した品）を整理することをいいます。

「遺品処理」や「遺品処分」などと呼称されたりもしますが、その本質は遺品をすべて処分してお部屋をきれいにすることに留まらず、【個人との思い出を忍びながら】処分するもの、残し受け継いでいくものの仕分けを行うことでもあります。

遺品整理の最中は一抹の寂しさを感じてしまうことと思いますが、故人の私物を丁寧に仕分け、片づけていくことで気持ちの整理にもつながります。

遺品整理を行うタイミングとしましては、定められた時期というものはありません。早急に遺品整理を行う方もいれば、半年後に行う方などさまざまです。つまり、気持ちの整理をつけ、遺族の方々が望むタイミングで遺品整理を行うことが重要となるのです。

自分ひとりで遺品整理を行ってしまうとトラブルに繋がるケースもあります。家族・親族の方が揃って話し合いながら行うことを推奨します。1日ですべて終わらせるのが難しい場合は遺品の分配や財産分与だけ決めておくと良い場合もあります。

故人が賃貸物件を契約していた場合、家賃の発生やお部屋の撤去・明け渡しの関係などで遺品整理を急がされる場合もあります。賃貸物件の場合には契約を当月末、翌月末として急ぎ遺品整理を行うといった方が多いのではないでしょうか。または、四十九日のタイミングで遺品整理を行い、その後で賃貸契約を終了させるという手順を踏まれる方もいらっしゃいます。

～第二章へ続く～